「最大料金」ってそもそも何?
コインパーキングでよく見かける「最大料金」とは、長時間駐車しても一定金額以上かからない、お得な料金設定のことです。でも、「最大料金っていつまで有効?」「1回しか使えないってどういうこと?」といった疑問を感じたことはありませんか?
実は、最大料金には複数のタイプがあり、それぞれルールが違います。知らずに利用すると「思ったより高かった…」なんてことも。
ここでは代表的な3タイプを、画像とともにわかりやすく解説します!
3つの「最大料金」タイプを解説!あなたの利用に合うのはどれ?
① 入庫当日タイプ(例:平日のみ1,200円)これは「入庫した当日の24時までに限り、最大○○円まで」というタイプです。
たとえば朝10時に停めても、夜23時に停めても、その日の深夜0時までなら最大料金が適用されます。


ポイント:このタイプは「平日のみ」など曜日制限があることも多いので要注意です!
② 時間帯別タイプ(例:夜間22:00〜翌8:00 最大500円)
これは特定の時間帯、たとえば「夜間だけ」「昼間だけ」に限って最大料金が設定されているタイプです。
「1回限り適用です」と書かれている場合、複数日またいでも1回分しか最大料金が適用されない点に注意しましょう。


ポイント:昼間は最大料金が設定されていないこともあり、長時間利用だと割高になることも。
③ 入庫後●●時間タイプ(例:24時間以内最大1,000円)
このタイプは「入庫した時間から○○時間以内は最大○○円」と定められているもので、日付や時間帯に関係なく使いやすいのが特長です。
ただし、このタイプが必ず「繰り返し適用」されるわけではありません。
「繰り返し適用となります」と看板に書かれていれば、24時間ごとに何度でも最大料金が適用されます。たとえば48時間停めれば2,000円、72時間なら3,000円となります。
一方で、「ご利用1回限り」などと記載されている場合は、最大料金の適用は1回のみ。その後は通常料金が加算されていくので注意が必要です。


ポイント:長時間停める予定がある方には、最も安心して使えるタイプです。
「繰り返し適用」ってどういうこと?注意点もチェック!
「繰り返し適用」とは、最大料金が一定時間ごとに何度も適用される仕組みのことです。たとえば「入庫後24時間以内最大1,000円(繰り返し適用)」なら、2日停めれば2,000円、3日なら3,000円になります。
一方、「1回限り適用」の場合は、1度だけしか最大料金が使えず、2日目以降は通常料金で加算されてしまうケースもあるので要注意!
確認ポイント:
・「繰り返し適用」と書かれているか?
・「ご利用1回限り」と書かれていないか?
・「入庫から○○時間」なのか、「○時〜○時」の時間帯指定なのか?
うっかり損をしないために!最大料金の落とし穴
「最大料金が適用されると思っていたのに、思ったより高くついた!」そんなトラブルの多くは、最大料金の適用条件を見落としていたことが原因です。
たとえば、
・「昼間には最大料金がなかった」
・「最大料金の時間帯を過ぎてしまって通常料金が加算された」
・「1回限り適用だったのに、翌日も適用されると思っていた」
などのケースがあります。
対策:
・看板の最大料金の欄をよく確認する
・特に「※」や「ご注意」などの小さな文字も見逃さない
・長時間利用や連泊利用の際は、事前に料金シミュレーションしておく
まとめ:表示をよく見て、賢く使おう!
最大料金はとても便利で、利用者にとって安心できる制度です。ただし、その仕組みやルールをきちんと理解していないと、逆に損をしてしまうこともあります。
最後にチェックリスト!
☑ 最大料金は何時から何時まで?
☑ 曜日によって違いはある?
☑ 「繰り返し適用」か「1回限り」か?
成功ポイント
最大料金のルールをしっかり理解しておけば、「安く停めたつもりが高くついた…」という失敗を防げます!
看板をよく確認し、自分の使い方に合ったパーキングを選びましょう。